2013年6月10日月曜日

第8回ビジネス法務クイズ「商標権に関して」の解答

第8回ビジネス法務クイズ「不動産登記」の解答

6月9日のブログに掲載した第8回ビジネス法務クイズ「商標権に関して」の解答です。


第8回クイズ
商標権は、商標を使用する者に蓄積された業務上の信用を保護するため、指定した商品・役務の範囲で登録商標を独占的に使用し、類似範囲におけつ他人の使用を禁止することができる権利です。
次の商標権についての説明の内、内容が最も適切なものは1つ選んでください。

A.商標権は、その存続期間の満了によって当然に消滅し、その登録を更新することはできない。

B.商標権者には、自己の商標権を侵害する者に対する差止請求権や損害賠償請求権、信用回復措置請求権が認められている。

C.商標法上、商標登録を受けた商標が継続して一定の期間使用されていない場合、その期間の経過により、当該商標登録は当然に無効となる。


■正解は、B です!

A.は誤り。商標権は10年間の期間が満了しても10年単位で何回でも更新することができる。
B.は正しい。商標権者は、登録を受けた商標権を守るため、これらの権利を行使することができる。
C.は誤り。登録商標が継続して3年以上使用されていない場合、第三者は不使用商標取消審判請求をすることができるが、一定期間の不使用により当然に無効とされることはない。

詳しくは、2013年版ビジネス法務検定公式テキスト第3章の233~235ページをご覧ください。


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