2013年6月7日金曜日

第7回ビジネス法務クイズ「不動産登記」の解答

第7回ビジネス法務クイズ「不動産登記」の解答

第7回ビジネス法務クイズ「不動産登記」の解答です。
6月○日のブログに掲載したクイズの解答です。

第7回クイズ
民法上、不動産に関する物権の取得や設定は、不動産登記法に従って登記をしなければ、自己の権利を第三者に主張(対抗)出来合いとされています。

不動産登記に関する次のうち、内容が最も適切なものを1つ選んでください。

A.不動産登記簿は、表題部と権利部で構成され、権利部は甲区と乙区で構成される。

B.登記を信頼して不動産を購入した者は、仮に、登記名義人が当該不動産の所有者でなかったとしても、原則として、当該不動産の所有権を取得することができる。

C.日本の不動産登記法上、土地と建物は一括して一つの登記簿に記載するのが原則とされている。


■正解は、A です!

A.は正しい。不動産登記簿は、表題部と権利部で構成され、権利部は甲区と乙区で構成されます。
B.は誤り。不動産の登記には、公信の原則、すなわちその外形通りの権利関係が真実存在するのと同じ効果を認める原則がとられていない。したがって、登記を信頼して取引しても、その内容が真実の権利関係と一致していなければ、権利を取得することができない。
C.は誤り。不動産登記簿は、土地および建物のそれぞれについて備えられるます。

詳しくは、2013年版ビジネス法務検定公式テキスト第3章の233~235ページをご覧ください。

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